下痢・便秘

下痢

下痢でお困りの方は
早めにご相談を

下痢でお困りの方は早めにご相談を水のような便が続く下痢は、痛みを伴ったり、再発したりすることがあります。
当院では、日常生活に支障が出るような下痢の症状についてご相談を受け付けております。
脱水症状が現れるなど、症状が重い場合は受診をお勧めします。
暴飲暴食など、比較的軽い原因で治まることもありますが、治療が必要な場合もあります。
お気軽にご相談ください。

下痢の原因

ストレス

消化管は自律神経によってコントロールされています。
ストレスで自律神経のバランスが崩れると、消化管が痙攣し、下痢を引き起こすことがあります。
下痢と便秘を繰り返す場合も、蠕動運動の亢進や低下を繰り返す自律神経の乱れが原因となることがあります。
当院では、こうした症状についてもご相談を受け付けております。

食べ過ぎ、飲み過ぎ、
刺激物の摂取

胃酸分泌が促進されると、腸の蠕動運動が亢進し、粘膜がダメージを受けて下痢を引き起こします。

冷え

お腹の冷えは、血行不良を招き、下痢の原因となります。
冷たいものを摂りすぎたり、冷え性の方も注意が必要です。

下痢を伴う主な疾患・病気

過敏性腸症候群

過敏性腸症候群は、検査で炎症など大腸粘膜の病変がないにもかかわらず、下痢や便秘、腹部膨満感といった症状が現れる疾患です。
下痢型、便秘型、混合型の3つに分類され、下痢型では、激しい腹痛とともに突然水のような下痢が起こります。
適切な治療で症状は緩和できますので、当院にご相談ください。

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大腸ポリープ

大腸ポリープは下痢の症状を引き起こす一因です。
また、肛門付近にできたポリープは、硬い便との摩擦で出血することがあります。
大腸ポリープは将来的に大腸がんのリスクを高めるため、早期の切除が必要です。気になる症状がある場合は、当院にご相談ください。

感染性腸炎

ノロウイルス、サルモネラ菌、O-157などのウイルスや細菌感染は、下痢の原因となります。
発熱や嘔吐を伴う激しい下痢は、脱水症状の恐れがあるため注意が必要です。
感染性腸炎の場合、市販の下痢止めなどを服用すると、毒素や病原体の排出が妨げられ、病状が悪化することがあります。
急な激しい下痢の場合は、速やかに当院にご受診ください。

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炎症性疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)

クローン病や潰瘍性大腸炎などの炎症性疾患は、主に下痢の症状が見られ、厚生労働省の難病指定を受けています。
症状が現れる活動期と落ち着く寛解期を繰り返すため、寛解期を長く維持できるよう適切な治療が必要です。
当院では、これらの疾患についてもご相談を受け付けております。

下痢の検査

下痢の検査当院では、下痢の頻度や便の状態、その他の症状、既往歴、服薬状況、海外渡航歴などについて問診を行います。
炎症性疾患の疑いがある場合は、大腸カメラ検査で確定診断を行います。
その他、便潜血検査、便培養検査、血液検査などを実施する場合があります。

大腸カメラ検査
(大腸内視鏡検査)
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下痢の治療

下痢の原因となる疾患がある場合は、まずその治療を行います。
暴飲暴食や冷えが原因の場合は、腸に負担の少ない食事を摂り、十分な水分補給と保温につとめ、安静にして過ごしましょう。

下痢の予防

食事の工夫

刺激の強い香辛料、アルコールの飲み過ぎ、食べ過ぎは控えましょう。

ストレス解消

自律神経は腸の蠕動運動などの機能をコントロールしています。
ストレスによる自律神経の乱れは、下痢をはじめとする胃腸の不調につながります。
十分な睡眠と休息をとり、趣味などを通して積極的に気分転換を行いましょう。

禁煙

ニコチンは腸の蠕動運動を促進し、下痢を引き起こしやすいため、習慣的な喫煙で下痢になりやすい方は、禁煙、または節煙をおすすめします。

便秘

便秘でお困りの方は
早めにご相談を

便秘でお困りの方は早めにご相談を通常、排便は1日1回程度ですが、数日間排便がない状態が便秘です。
食生活や環境など様々な原因で起こり、疾患が潜んでいる場合もあります。
便秘でお困りの際は、プライバシー保護を徹底している当院にご相談ください。
便秘の症状の例として、以下のようなものがあります。

  • 市販薬の効果が弱くなってきた
  • 便秘と下痢を繰り返す
  • 慢性的な便秘が続いている
  • 排便後も残便感がある
  • 切れ痔やいぼ痔がある
  • 強くいきまないと排便できない
  • 硬い便が少量しか出ない
  • お腹の張りや膨満感がある

便秘の原因・種類

便秘の原因と種類を紹介します。

機能性便秘

便秘で最も多いのは、生活習慣、過度のストレス、加齢などによる大腸や肛門周辺の筋肉機能の低下が原因の機能性便秘です。

弛緩性便秘

加齢や運動不足といった生活習慣の乱れ、食物繊維・水分不足、過度なダイエットなどが原因で、大腸の蠕動運動が低下し、便秘を引き起こします。
便秘以外にも、肩こり、肌荒れ、食欲不振、イライラなどの症状が現れることもあります。
気になる症状がございましたら、当院へご相談ください。

痙攣性便秘

ストレスや環境の変化により腸管が緊張しすぎると、便の移動が滞り、痙攣性便秘を引き起こします。
過敏性腸症候群もこの一種で、便が小さく硬くなるのが特徴です。

直腸性便秘

便意は、便が直腸に溜まり、内肛門括約筋が緩むことで生じます。
しかし、便意を我慢する習慣があると、内肛門括約筋がうまく緩まず、直腸性便秘となることがあります。
便意を我慢しがちな方は特に注意が必要です。

器質性便秘

大腸ポリープ、大腸がんによる腸管の閉塞、腹部手術後の腸管狭窄、腸壁肥厚、女性の直腸瘤などは、器質性便秘の原因となります。

症候性便秘

ホルモンバランスの乱れによる便秘は、月経サイクルや妊娠など、女性に多くみられます。
腸の蠕動運動機能の低下による便秘は、糖尿病、パーキンソン病、甲状腺疾患、脳血管障害といった腸以外の疾患が原因で起こります。

薬剤性便秘

抗コリン薬(喘息やパーキンソン病の治療薬)、咳止め薬、抗うつ薬などは、大腸の蠕動運動機能を低下させる副作用があり、便秘を引き起こすことがあります。
これを薬剤性便秘といいます。

便秘を伴う疾患・病気

便秘に関連する消化器疾患は様々です。
当院では、患者様の症状を詳しく伺い、適切な検査・治療を行います。
大腸がんは、発生部位や経過により便秘の症状が現れない場合もありますが、下行結腸やS状結腸に発生した場合、比較的早期に便秘症状が現れることがあります。
早期発見につながるため、便秘症状が出た時点で検査を受けることが重要です。また、便秘は大腸がんのリスクを高めるという報告もあります。
便秘の放置は大腸がんの大きなリスクとなることをご理解ください。
便秘でお悩みの方は、大腸がんのリスクを考慮することが重要です。

便秘の検査

便秘の検査当院では、問診で便の性状、腹痛の有無、服薬中の薬、既往症などをお伺いします。
必要に応じて医師が腹部を触診し、腹部エコー検査、腹部X線検査、大腸カメラ検査などを行います。
大腸カメラ検査は、大腸粘膜全体を直接観察できるため、便秘の検査に有効です。

大腸カメラ検査
(大腸内視鏡検査)
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便秘の治療

便秘の治療は以下の治療を行います。

食事・運動療法

便秘は食事習慣と大きく関連しています。
改善には、生活習慣、特に食事習慣の見直しが必要です。
無理なダイエットは便秘を招くため、身長と筋肉量を考慮した適正体重の維持を心がけましょう。
十分な水分摂取と栄養バランスの良い食事を心がけ、食物繊維の摂取を意識してください。
運動不足は腸の蠕動運動を低下させるため、有酸素運動などを取り入れることも大切です。
痩せすぎも太りすぎも便秘になりやすいので注意が必要です。

生活習慣の改善

食事から排泄までの時間はほぼ一定です。
規則正しい生活習慣で正常な排便習慣を定着させましょう。
就寝・起床・食事時間を一定にし、栄養バランスの良い食事を心がけてください。
ストレスを溜め込まず、心を開放することも重要です。
患者様の症状に合わせた生活習慣改善の指導も行っています。
お気軽にご相談ください。

薬物療法

便秘の原因が疾患の場合は、まずその疾患の治療を行います。
病変がない場合でも、強い便秘には薬物療法を検討します。
市販薬もありますが、自己判断せず、医師の診断を受けて服薬してください。
当院では、漢方薬なども含め、患者様に最適な薬を処方いたします。
便秘でお悩みの方は、ご相談ください。

便秘の予防

便秘の原因は、主に大腸内のトラブル、生活習慣の乱れ、ストレスです。
改善・予防には、生活習慣の見直して規則正しい生活、ストレス軽減が重要です。
食生活の見直しも効果的です。
バランスの良い食事に加え、食物繊維、水分、乳酸菌の摂取で腸内環境を整えましょう。
運動不足による弛緩性便秘もよくあるケースです。
日常的に運動を取り入れることで改善が見込めます。
患者様に合った便秘改善のアドバイスも行っています。

腹痛

腹痛でお困りの方は
早めにご相談を

腹痛でお困りの方は早めにご相談を食道下部から大腸までの腹部の痛みを腹痛といいます。
食べ過ぎ、飲み過ぎ、お腹の冷えなどが原因で起こります。
以下の症状がある場合は、早めに当院へご相談ください。

  • 吐血や血便がある
  • 冷や汗やめまいを伴う
  • 空腹時など特定のタイミングで痛む
  • 下痢を伴う
  • 吐き気や嘔吐を伴う
  • 痛みと同時に発熱する
  • 24時間以上痛みが続く
  • お腹を押すと痛みが強くなる
  • 息苦しいほどの腹痛がある
  • 徐々に腹痛が強くなる
  • 急激な腹痛
  • 痙攣性の胃痛や腸の痛み

腹痛のサインと
受診のタイミングとは?

腹痛といっても、痛みの程度や緊急度は、他の症状の有無などによって異なります。

①緊急度が低めの腹痛の特徴

軽度の腹痛で、以下の場合は安静にして様子を見ても構いません。

  • 腹部がわずかに張る程度の軽い腹痛
  • 一時的な痛みで再発しない
  • 軽度の痛み
  • 少しの不快感ですぐに回復した

ただし、不安な場合や自己判断が難しい場合は、消化器内科を受診してください。

②当日中の受診が推奨される腹痛

以下の症状がある場合は、すぐに医療機関を受診してください。

  • 腹痛に併発して少量の下血や血便がある
  • 腹痛に併発して少量の吐血がある
  • 腹痛に併発して白目が黄色く濁り、尿が紅茶色
  • 腹痛に嘔吐や下痢を併発する
  • 高熱を伴う腹痛

このような症状があれば、お気軽に当院にご相談ください。

③速やかな救急対応が必要な腹痛

以下の場合は緊急処置が必要です。

  • コップ1杯以上の深刻な血便または下血がある
  • コップ1杯以上の激しい吐血がある
  • 体を丸めないと耐えられないほどの激しい痛みがある
  • 歩くたびに強い痛みが走り、歩行困難または不可能
  • 腹痛とともに意識を失う

このような症状が現れた際は、迷わず救急車を呼んでください。

腹痛の種類

内臓痛

胃腸が急に伸び縮みして痙攣を起こし、周期的に差し込むような痛みが生じます。
下痢、便秘のほか、吐き気や冷や汗を伴うこともあります。

体性痛

腹膜や横隔膜の損傷や刺激が原因で、鋭い痛みが持続的に発生します。
痛みの部位が明確にわかるのが特徴です。
当院では、原因を特定し、適切な治療を行います。

関連痛

内臓の痛みが脊髄を介して関連部位の筋肉や皮膚に伝わり、痛みを生じます。
痛みの発生源から離れた場所で痛みを感じる「放散痛」が現れることもあります。

腹痛を伴う疾患・病気

機能性ディスペプシア

胃に炎症やがんなどの異常がないにもかかわらず、食後の腹部膨満感、腹痛、吐き気、胃もたれなどが起こることがあります。
内視鏡検査で胃炎やがんがないことを確認することで診断が確定します。
治療には、胃酸抑制薬、胃腸運動調整薬、抗不安薬などが処方されます。

胃・十二指腸潰瘍

胃や十二指腸の粘膜が強い炎症により傷ついた状態です。
心窩部痛(みぞおちの痛み)が特徴で、進行するとタール便や吐血が現れることがあります。
迅速な治療が必要で、放置すると胃や腸壁に穿孔が生じる可能性があります。

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逆流性食道炎

胃の内容物や胃液が食道に逆流し、食道粘膜に炎症を起こす疾患です。
胸焼けや酸の逆流などの症状に加え、心窩部(みぞおち)の痛みを伴うこともあります。
当院では、逆流性食道炎の診断と治療を行っています。

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虫垂炎(盲腸)

虫垂炎(一般的に「盲腸」と呼ばれる)は、盲腸の先端にある虫垂に炎症が生じる疾患です。
初期症状は心窩部痛や吐き気などで、次第に右下腹部痛へと移行します。
悪化すると重度の腹膜炎を引き起こす可能性があります。
早急に受診することをお勧めします。

急性膵炎

胆石やアルコールが主な原因で起こる膵臓の急性炎症です。
みぞおちからへそにかけての上腹部と背中に激しい痛みが生じます。
腹部エコーで診断することができます。

胆石性胆嚢炎

胆石が原因で胆嚢に炎症が起こる病気です。胆石が胆嚢管を塞ぐことで胆汁の流れを妨げ、胆嚢に炎症を引き起こします。
心窩部から右側にかけて強い痛みが生じます。発熱や嘔気・嘔吐の症状が出ることもあります。
腹部エコーで診断することができます。

過敏性腸症候群(IBS)

腸管や消化器に器質的な異常がないにもかかわらず、排便で軽快する腹痛を伴う下痢または便秘が3ヶ月以上続く疾患です。

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感染性腸炎

ウイルスや細菌の感染による消化管の炎症です。
主な病原体は、ノロウイルス、病原性大腸菌、キャンピロバクターなどです。
腹痛、下痢、嘔吐、発熱などの症状が現れます。

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大腸憩室症

大腸粘膜にほら穴状のくぼみがある状態です。
下腹部に激しい痛みがある場合は、大腸憩室炎の可能性があります。
血便がある場合は、大腸憩室出血が疑われます。
大腸憩室出血の特徴は、腹痛を伴わない大量の血便です。
当院では、大腸憩室症の診断と治療を行っています。

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大腸がん

初期はほぼ無症状ですが、進行すると腹痛、下痢、便秘、血便などが現れることがあります。
早期発見のためにも、定期的な検査をお勧めします。
当院では、大腸がんの検査も行っています。

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炎症性腸疾患

潰瘍性大腸炎やクローン病といった炎症性腸疾患は、消化管に慢性的な炎症や潰瘍を引き起こし、下痢、血便、腹痛などの症状が現れます。

腹痛の検査

胃カメラ検査
(胃内視鏡検査)

腹痛の検査胃カメラ検査では、食道、胃、十二指腸などの上部消化管粘膜の状態を直接観察できます。
粘膜上の病変や粘膜下層の異常を検出し、組織を採取することで確定診断が可能です。
当院では、経験豊富な内視鏡専門医が、患者様の負担を最小限に抑えた迅速かつ丁寧な検査を行います。

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大腸カメラ検査
(大腸内視鏡検査)

腹痛の検査持続する下腹部痛、下痢や便秘、血便など、下部消化管のトラブルには大腸カメラ検査が有効です。
肛門からスコープを挿入し、大腸粘膜を観察することで原因疾患を特定します。
大腸の複雑な構造のため操作が難しい検査ですが、当院では経験豊富な内視鏡専門医が最新鋭のシステムを用いて、苦痛を最小限に抑え、精度の高い検査を提供します。

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超音波検査(腹部エコー)

腹痛の検査超音波を用いて腹部の臓器の状態を調べる検査です。肝臓、胆嚢、膵臓、脾臓、腎臓などの異常や疾患を早期発見するのに役立ちます。レントゲンやCT検査と違って被曝の心配がないため、安心して検査を受けていただけます。
当院では絶食であればいつでも検査可能です。お気軽にご相談ください。

血液検査

炎症の有無、肝機能、黄疸の有無、膵酵素、腎機能、電解質などを調べることができます。

腹痛の治療

腹痛の治療は、まず原因を特定することから始めます。
原因に基づき適切な治療を選択します。
多くの腹痛は薬物療法で改善可能です。
お気軽に当院へご相談ください。